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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第5章 指定避難所だから・・・
『・・・・・ごめん』

『・・・ぷ』



『す・・・すんませんっした』

『ふふっ・・・いいって』





保険証を返しながら
俺はマリアに・・・


マリア・・・さんに
とりあえず平謝りした。





仕方・・・ねぇだろ?

あの時だってよぉ
雪女みてぇな成りして

家出少女かなんかにしか
みえねぇ怪しさだったし?




それに

だって……見てみろよ?

(誰に言ってやがる?)


この女が…自分と
俺とタメ・・・どころか

年上だなんて

思うヤツなんざいねぇって!!?



保証するぜ?!

ゼッテー誰も思わねぇ!!!ケッ!!!








と、事実を突き付けられても尚

内心、抵抗を続けてた俺は



なんか

顔面がな…段々と

熱を持って真っ赤になってる

そんな感覚でいるワケよ。




年下(最悪、未成年)と
決めつけてたモンだから

家出少女と決めつけて
無理矢理警察に突きだそうとしたり
(これは状況的に許せ)

偉そうに説教じみたこと言ったり

きっと随分、横柄な態度とるわ
生意気なガキだと…

あ、クソガキ呼ばわりまでしてて




マリアからしたら

俺はフツーに年下のヤツだし

接し方も、振る舞いも
振りかえればとりわけ

何の違和感も
ないものだったと言うことに

・・・気付いちまった今


モーーーーーレツに



なんか俺・・・



恥ずかしいワケよ?








いや、仕方ねぇだろ


そう見えちまったんだから。


俺は正直なだけだっつーの。
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