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第30章 翼を・・・ひろげて

『・・・』


俺は…久々に目にしたコメントを

何通かに分かれた

長い…長い文を何度も何度も読み返した







ﾊﾟｯ…



ﾊﾟｯ… ・・・ ﾊﾟｯ…




連なるように

他のユーザーからコメントが届く





コメント : 神対応

MIRRORさんの言うこと同感です
なんか…上手く言えないけど
すごく同感です



コメント : 素敵

正しく守る事を考えよう！
ＹＯＵさん、みんなもう騒いだりしません
騒いだり傷つけあったりしませんから



コメント : 神が降りた

誰かにそれを言ってほしかった・・・
スッキリしました
MIRRORさん、ありがとうございます



コメント : みんなで守ろう

MIRRORさんありがとう！
ＹＯＵさん…出来たら
いや、お願いです
戻ってきてください！




『・・・』


突然届いたコメントで

気が立っていた読者も
何よりは、一部の輩は騒がなくなり

波が引くように…嘘のように

スーっと落ち着きを取り戻した






『・・・』


ｶﾀ・・・ｶﾀｶﾀｶﾀ・・・




〃何も…言わないって訳にはいかねぇよな？〃




俺は久々にキーボードに触れて


・・・と言うより


手が勝手に動いていた





ＹＯＵ Re:コメント

MIRRORさんへ

お言葉…ありがとうございました