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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第5章 指定避難所だから・・・
なんだ?べったりくっついて
座りてぇのか?(苦笑)


旦那・・・えーと
タメって言ってたっけな?

ん、旦那は年相応かもな?
マリアが幼く見えるから
少し年の差カップルぽくみえるけどな(笑)


ふ~ん・・・


わりとオトコマエ(笑)なやつじゃん?

(何様だよ俺(笑))

マリアがちっちぇのかな
わりとタッパーもありそうな・・・


なんか話してるみてぇだけど
さすがに聞こえねぇし

あ、俺らのテーブルがうるせぇからだ?(笑)



なんか旦那が話しかけてる事に
マリアはただ「うん・・・うん」
とうなずいている


そんな雰囲気だ。







ふーん・・・そっか


なんて目を反らそうとすんだけどさ


視線が動く度に俺
マリアの席に目が行ってたんだ



なんか・・・わかんねぇけど


マリアの表情とかさ


俺の気のせいかわからんが


ニコリともしていないっていうか
楽しそうに、食事に来たんじゃ

ないのかよ?


って


余計気になっちまってさ。



チラ・・・チラチラ



結局コレだ(苦笑)



そんな俺をさておき

当の合コンは
女の子達がツレション……失礼

一斉にトイレに立ち
恒例・暗黙のミーティングへ。

残った俺ら男共も、お決まりの
「お前どの子狙いだよ~?」
のミーティングタイムに突入。


そんな中・・・


マリアの席に


遅れて店に来た男二人組が
合流していた。



旦那が立ち上がり
マリアも続いて立ち上がり…

揃って挨拶してるみたいだ。



でもって


音量の減った店内で


少しばかり会話なんかが
聞こえてくる。



聞こえてくる感じだと

旦那の仕事関係だか先輩だかで

夫婦でおもてなししてる…って
雰囲気だった。



食事を始めても
マリアは料理に手をつけずに

客人に酒を注いだり
料理を取り分けたりしていた。


話しかけられる事にうなずいたり

先ほどと違って
少し笑ったり・・・




ついでに気付いちまったんだが



忙しく動いているマリアの


その左手に


キラリと何かが光っていた。





「つけたくない」と言っていた

結婚指輪・・・。
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