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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第10章 ダメかな・・・?
『ん~~~…!お腹いっぱい!』


『食った食った…ごちそうさま』





腹が膨らむ頃には
お互いに穏やかな気持ちに
なってたと思う。


ちなみに
こんなに良く食べたマリアは
初めて見た。







『長居しちまったな、俺そろそろ行くぜ』


『うん。こちらこそ、ありがとう!

あの・・・本当に

ありがとう』







『快適な城になって良かったな?♪』


『うん・・・、あの…そうじゃなくて』






『・・・?』


『やっと、ここまでこれた。
少し前までは、想像できないことだった

あなたには本当に感謝してる…。
あの時…助けてくれたから

背中を押してくれたから・・・
そのおかげで私・・・。

本当に・・・ありがとう…!』






マリアが俺に…深々と頭を下げる







『フフ…おーげさだな?(笑)

頑張ったのは、マリア自身だろ?
ここまでこれたのは
マリアが努力したからだ

これからは自信もってさ
仕事も、今まで出来なかった事も
楽しめば良いし

大変なことも残ってるけど…
今の前向きなマリア
すごく良いと思うぜ?

楽しく…頑張れよ?♪
ホラ…仲いい子とかもできたんだろ?

一人じゃねんだから
友達とかと~…』








『・・・ゆぅちゃんも?』









『~…ん・・・?』






『周りの人たち
みんな親切で優しい人達ばかり

ゆぅちゃんも・・・。

そんな人たちを
ずっと大切にしていきたい。
ずっと…

これからは私もみんなの役に立ちたい』




『マリア・・・』






『だから、ゆぅちゃんも・・・

ゆぅちゃん…
これからも…私と

お友達でいてくれる?』







『・・・』








・・・〃トモダチ〃・・・ね







マリアは丸い目を少し細めて
ニコニコして俺を見上げた…


少し…照れくさそうに








『ふふ・・・~ゆぅちゃん?』

























『・・・・・・・・・断る』
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