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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第13章 望んでも・・・良いの?
質問したあと…

俺はマリアに指突っ込んだまま
動かすのをやめた




『…ハァ…ハァ………ハァ』


『・・・』




マリアは横向いたままだけど
目をあけて、遠くを見てる





『・・・みっともない・・・
恥ずかしいことだから・・・って』








『・・・って、言われたの?』








『・・・。だから、静かに…して
言うとおりに・・・じっとしてろ、って』




『・・・。・・・』





『それが・・・役目だ、って

それが出来ないと・・・ダメだ、って』













そういう・・・ことデスか・・・。









あー・・・めちゃくちゃ萎えるぜ




ん?わかってると思うけど

マリアのせいじゃないぜ?

マリアにじゃ・・・ない。








誰に?って
そんなのは、それこそ愚問だ。

わかってて…聞いたことだ。

マリアは10年近く
一人の男と居たんだ。


そんなことを…言う人物は
あらゆる意味で


一人しかないない。







そうか…マリア・・・お前

そこまで…





もうなんかさ

気の毒でたまんないワケよ。






だから・・・つらくても

嫌なことされても我慢して


恥ずかしくても、苦しくても

我慢してるのか?








それってさ…


ほんの少し前までの


マリアの生き方そのものじゃねぇか。








マリア・・・鳥かごにいるときは



セックスさえも



そんな風に…苦痛を伴う



苦痛でしかない



強要された
〃苦しいこと〃だったのか…?








なんだよ・・・それ







ふざけんなってぇの。
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