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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第2章 家出・・・デスカ??
自分で聞いといてナンだけどさ


聞いたのを

チョット後悔したんだ。




なんて…返せば良いか

わかんなくなっちまったから。








でもって冷静になってくるワケよ。




お前…


家出娘は家出娘でも


〃追い出され娘〃


だったのかよ?







なんて…今更ってくらい


俺・・・バカか?
なんで気付かなかったんだ?ってくらい


妙に・・・


今更メチャクチャ
納得してたりするんだ。







まずはコイツの奇妙な出で立ち

寒空の下に

薄着に裸足・・・。




家出…っていうより

追ん出されたって考える方が自然。



俺、なんでわかんなかったんだろうな?
今となっては摩訶不思議だ。



泣きながら歩いてたし



そして極めつけは




コイツ・・・




〃手ぶら〃なんだよ。完全に。









グラビアのポーズじゃねぇぞ?

あぁ?

あぁ…わかってるよな、そりゃ。







荷物はおろか

財布も

ケータイひとつ

持ってる様子がねぇんだ。








着の身着のままってやつか?





家出するなら

むしろ荷物なんか
多めに持ってるんじゃねぇかな?


って

考えたらわかりそうな事に
気づけなかった俺・・・。


て、やっぱバカ?







それはさておき・・・




一体どんな親だよ?




この子が何をしたのかは
知らねぇけど




モノには限度ってモンがねぇか?



凍えるような寒空の下に


上着はおろか靴も履かせずって…



力任せに


外に…


放り出した・・・ってことだよな?




冗談抜きで
凍死寸前だったんだぞ?コイツ。


したら親は
どうするつもりだったんだ?


或いは悪い奴に連れ去られでもしたら



そういうこと


考えなかったのか?


コイツの親・・・
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