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第2章 家出・・・デスカ？？

まさか自分の身に

こんなことが起こるなんて
思ってもみなかったから？

聞き流したくらいの事だったけどさ…




なんだったかな？

なんかのコラムだったか
書き込みだかで

見たか、聞いたかした話…



こういう状況って
チョット間違うと



かなりヤバイことになるってハナシね。







簡単に言うと・・・


迂闊に家出少女とか保護しちゃって

軽い気持ちで
軽い援助なんかしただけでも

発覚すればその保護したり
援助したヤツが・・・


つまり
この状況に当てはめたら

俺が・・・


下手すりゃ
御上にパクられちまうって


なんともリスキーなハナシのことね。





冗談じゃねぇだろ？


ふざけんなバカっタレ！？



…ってハナシだけどさ

まぁ世の中の仕組みとして
そうはいかずに

仮に善意で
本気で助けるつもりでも
結果として
罪に問われちまう…


なんていう


理不尽きわまりない


トンデモ情報が
ボヤーっと脳裏によみがえったからさ。





それだけは・・・

確かめておかないとな。











『君・・・いくつ？』







『・・・・・』








『なぁ？・・・何歳？』






『・・・』







『俺の・・・都合だけど
これだけは・・・
答えてもらわねぇと困るのね？』






『・・・・・』






見たとこで…

おおよその年齢なんか

検討つかなくもないけど



さすがに〃それ(未成年)〃は・・・

ないかな・・・と

思う(思いたい？)けど




そんなの
わかったモンじゃねぇだろ？

それこそ
保証なんかない。



確かめないことには

安心出来ないからさ




これだけは・・・


答えるまで



聞くぜ？