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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第16章 瞬間(とき)の・・・悪戯
『なぁ、マリア…身体本当に大丈夫なのか?』



神経質になりすぎも良くないが
起こった事が事なだけに
俺はびくびくしていた




『転んだり…どっか打ったりしなかったか?』



『ゆぅちゃん……ふふ、大丈夫
私昔っからよく転ぶ子だったから
〃受け身〃だけは上手いんだよ?(笑)』



『・・・』



マリアは…必死に笑う





『ゆぅちゃんこそ・・・ホントに
ケガしなかったの?あたま…打たなかった?

あんな・・・無茶…もうしないで・・・
ゆぅちゃんにもしものことがあったら私…

あ…ホラ・・・手、血が出てるよ』





『…大丈夫だって』



マリアが少し涙目で手当てしてくれる






『なに…するかと思えば・・・ブツブツ

まさかあんな・・・無茶苦茶だよ

ゆぅちゃんはホントに…っ…っ…っぅ』




『~~…』



マリア…泣かないでくれよ





『っ…ぅ……もぉ、びっくりした…

っ……ふ・・・なに考えてるのょ…

っっ・・・ふふふっ・・・ぅっ…ふふっ』




『???』




マリアの顔は・・・涙ながらに

次第に笑い顔・・・



『っぅ…っふふ・・・ふふふっ』


『ま・・・まりあ?(汗)』






『もぅ、気が動転しちゃって…!
怖かったんだけどっ・・・ふふっ

翌々思い返したら…っ、ゆぅちゃん
なにやってるの~?!って

おかしく…っ、ふふふっ・・・なっちゃって
自転車で突っ込むなんて…ありえな…っふふ』





マリアが笑う・・・

泣き笑い?・・・笑い泣き?





『そんな、おかしかったかよ?(苦笑)』



『今思い返したらね……ふふっ

しかも無茶苦茶な演技っ・・・ふふふ

いつ考えたの?あの〃シナリオ〃っ…(笑)』




『考えてる場合じゃなかったっての…!』





『ゆぅちゃんすご~~い…!天才』





『・・・ふざけんなよ(苦笑)』





『ありがとう・・・』





『~~…』






『ありがとう・・・ってば』






『…うるせぇな…』






『あんま…無茶・・・しないでね?』








『・・・お前と、コイツが

無事だったんだから・・・いいだろ』








『ふふっ…。ホラ・・・〃一緒に〃

ゆぅちゃんに〃ありがとう〃しようね~』
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