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第3章 家出娘の正体は・・・

『へぇ・・・そう。
そうだったんだ？俺はてっきり…』



衝撃すぎる衝撃は・・・

驚きは・・・ひたかくして




黙りこくっちまうのも気まずくて
話し続けた。


にしても、コイツが人妻？

言うまでもないが
まったくと言って…そうは見えない。

未成年かと疑ったくらいだ。


あ、でも結婚自体は


女なら…～１６歳？だったか？
から出来るよな？




『何歳で結婚したの？』

『二十歳』



『早・・・』

『まぁ・・・そゆのは人それぞれだよね』




成人は本当にしてるみたいだ(ホッ…)

てか、年齢詐称はしてなさそうだ(ホッ…)




まだまだ…新婚じゃねぇか？



ハタチで結婚か・・・。


将来の夢は「お嫁さん」

とか言ってたタイプなのかな？




後々になれば

ツッコミどころ満載なんだけどさ


ぶっちゃけ色々…てかその事実が
あまりに衝撃すぎてさ

ちとアタマが回んなかったよな。




この時思ってたのは

コイツ…マリアが、家出娘じゃなくて

人妻・・・


家出妻・・・そう当てはめると

噛み合わない会話とか
ちぐはぐな事が

すんなりと馴染むっていうかさ
しっくり来るんだよね。


(あ、気になる子は読み返してみてくれ？(笑))