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第25章 二人の部屋・・・

『乗れるは乗れるだろうけどな
女の子は…バイクを倒すと大変だぞ？』


バイクに乗ってみたいと言ったマリアに
海沿いの道で少しレクチャーする




『ｳﾝ…絶対おこせない…ｳﾝ、無理…やめた』



両手でハンドルを持ち
支えるマリアがあっさり言った





『心折れんの早ぇーよ！！？(笑)
～起こしかたにコツがあってな
いいか？・・・よっ、～こうやって』





『わぁい♪乗ってもいい？』





って、もう乗ってるし？！


起こし方とか上の空だったろうお前！？


(苦笑)






『ゆっくりアクセル握れよ？
ゼッテー焦って回すなよ』





・・・って






『あっ！動いたっ♪
乗れた乗れたぁ～～！！

動いた動いたぁ～～！！！
ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ～～♪ﾜｧｰｰｰｲ』









おーーーい！？




遥か彼方まで走ってやがるぜ！？




つぅか…めちゃくちゃフツーに
俺を置いてくんじゃねぇよ？！



直線だからってなぁ～～お前？！







『すっ…スピード出すなよっマリア！？

ｾﾞｪｾﾞｪ…(汗)』




あっちぃ海沿いで

ヤンチャなアサラー女を

バイクごと追っかけてる俺…





ったく人を元ヤン疑惑かけといて

どっちがヤンチャだってぇの

あの女ぁ～～(笑)