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甘い時間は2人きりで
第11章 同窓会

[同窓会終了直後。春人の視点]
大通りのベンチに座って先ほどの自分の行いを悔いる。
「はぁ…」
迂闊やったな…
茜さんが幼馴染みのイケメンにお持ち帰りされそうになった瞬間、我慢が効かんようになった。
あのまま幼馴染みから茜さんを引き剥がしてたら、大騒ぎになってたかも…
ぶつかって気付かれて良かった…
…俺が「Blue Eyesの山岡 春人」って知ってる人結構あったなぁ…
嬉しい…
「ごめん、お待たせー」
店から出て10分後、美咲さんが茜さんを背負って走って来た。
力持ちなんや…
「現地解散したり、二次会に行ったりでここに人は来ないと思うから」
「ありがとうございます」
「ほら、茜。しっかり」
「んー?あっ、はるとー」
美咲さんの手から離れると、フニャフニャの笑顔で俺に抱き付いてきた。
か、可愛い!!
このままエロいキスして、ホテルに連れて行って可愛がりたい!
美咲さんがいる手前、キスは出来なかったが…

