この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花菱落つ
第2章 真田源五郎
「こちらでしばしお待ちを。主はすぐにまいります」
「承知いたしました」

 信玄の奥近習、真田源五郎は信濃小県にある真田の所領への里帰りを終え、隣にある禰津の里へと立ち寄っていた。真田の里へ滞在中に甲府から文が届き、帰途禰津の里から「ののう」を一人、信玄の元へ伴って来て欲しいということだった。

 禰津の「ののう」のことは源五郎も多少は聞き知っていた。歩き巫女として諸国を巡りつつ、情報収集や工作をする甲賀の流れを汲むくの一。その性質上「ののう」は美女ばかりだと聞くが、女性と連れ立って旅をするのは任務とはいえあまり気が進まなかった。
/74ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ