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堕天使 1st gig.
第30章 レセプション
リナはクスクスと笑ってから俺にキスして

『美優はわからないけど、私はアルトがアルトのままならそばに居るよ。私が好きなアルトはそういう人だから。』

と言っていた。

『ダメ隊長、ダメ親父でダメ男だぞ。』

『ダメ隊長、ダメ親父はそう思うけど、ダメ男だとは思った事ないよ。』

そういうリナにキスして俺はリナを抱いてやる。俺の愛撫に溺れるリナが変わらず俺がいいと言ってくれるから俺は俺のままでいいんだと確認するようにリナを抱き続ける。

『あはっ…、そこ…、イッちゃう。』

『愛してる。』

リナが羽根を広げ俺に堕ちて来るから俺はリナを受け止めてリナの中で果てていた。

『愛してる…。だから、アルトには何も変わらないで居て欲しいんだ。』

俺に抱かれて満足そうにリナがそう言うから俺はちゃんと自分で動けると安心するだけだった。

『あー!』

と声がするから俺は戦闘服のスボンだけ履いて

『起きたか?』

とベビーベッドから俺に手を伸ばす美優を抱いてやる。リナはクスクスと笑って

『美優には甘いよね。』

と言っていた。別に美優に甘いつもりはない。ただ美優に何を言っても通じないから俺は美優には諦めているだけだ。

『ちょっと早いけど父さんと風呂に入ろうな。』

そう言って俺は美優を風呂に入れてやる。まだ夕方になったばかりという時間だったが俺は日常にもリナと美優が居ればご機嫌になれる自分を理解していた。

そうやって俺がご機嫌になり、翌日はやっぱりリナと美優の演習用の買い物に付き合わされ、夕飯はいつもの焼き鳥屋だった。

小雪とリナが

『免税で国内に持ち込める量が限られてるから、やっぱり欲しいものよりも必要なもの優先よね。』

『でも予備が欲しいとか思っちゃわない?』

『あるある、でも香水とか2オンスまでだよ。』

『ルージュとかは結構いけるかな?帰りは美優のオムツの分が空くから、トランクに詰め込めるだけ詰め込む予定だけど、持ち込みのチェックとか引っかかったらやだなぁ…。』

と多分、演習の土産の話しをしているのだろうが、何やら密売人のような顔で持ち込めるとか持ち込めないとか話す2人が俺は怖くなって来る。
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