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蕾の開く頃
第1章 はじまり
ーーワイワイガャガヤーー

『華ちゃん…今日もこれで遊んでるの?』

幼稚園の先生に声をかけられたのはツインテールの頃の幼き華である。

『うん、はなねーこれ好きなの』

華が遊んでるのはスプリング遊具だ。

『華ちゃんがコレ好きなのはわかるんだけど、他の子もやりたがってるから譲ってくれないかな?』

『えー?だってはなねーお股になんか挟んでないと落ち着かないの』

『えっ?』

それを聞いた先生は戸惑った。

『はな、お股こするとねーおしっこの時凄くすっきりするのー』

『は、華ちゃん、そんなこと言っちゃいけません!』

先生は顔が真っ赤になってしまった。

『先生ー僕もすっきりしたーい』

『遊具は、遊ぶものです!変な意味で使うものではありません!』

園児たちは華のすることが気になって仕方がありません。

『じゃあはなのぼり棒で遊ぼと』

『は、華ちゃん!』

あたしはこの時お股がムズムズして仕方ない子でした。

でもその時から性欲があったのかなと思いました。
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