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愛されたくて ~わたしってイケナイ人妻ですか?~
第10章 京都の彼…別れ

京都での密会の後も
彼とは頻繁にメールしていた。


私の愚痴を吹き飛ばしてしまうくらいの
寒いギャグや大げさなボケで
彼は相変わらず
私を笑わせてくれる。

そんな彼から
次のお誘いがあったのは
約2週間後のことだった。

私が彼を好きな気持ちに
変わりはないものの

2時間の距離と
逢ったあとの別れの辛さを思い出すと
すぐに良い返事は出来なかった。

いろんな考えが
頭の中をぐるぐる回っては消えていく。




そして、
私が出した結論は
「もう彼には逢わない」
ということだった。


彼と肌を重ねてしまうと
この決心が揺らいでしまう。


そうならないためにも
彼にハッキリと告げることが必要だった。


「ごめんね。
 嫌いになったわけじゃないんだけど
 もう逢わないほうが
 お互いのためにはいいと思うの。」


そんな短い文章で
彼が私のホントの気持ちを
理解してくれたかどうかはわからないけれど…。


『そやな。
 俺もそんな気がしとった。

 ずっと逢っとったら
 バレるんは時間の問題やろ。

 けどな、お前のきれーな脚
 もっかい拝みたかったなぁ(笑)』


こんなときでも
冗談を言う彼の本心はわからないまま。


いや、こんなときだからこそ
冗談なのかも知れない。


それ以上話すと
よけいに辛くなるだろうから
詳しくは聞けなかったけれど。




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