パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 幕間 1.

別の警官が割って入ってきた。

「警部、黒井なんですが、どうやら最近左遷されたみたいです。なんでも会社でセクハラしたらしく」

「おいおい、浮気、SM癖、セクハラ、左遷ときて、このまま行くと殺人罪の実刑か？数え役満達成だな！」

情報整理を担当している女性警官がニヤリと笑う。

「でも、この黒井って男、かなりのイケメンですよね。凄いモテそう」

「顔が良ければいいってもんじゃないだろ。下手すりゃ殺されるかもしれないんだぞ」

コホンと若い警官が咳払いする。ふざけてる場合じゃないという意味を込めて。

警部がスマンというポーズをしながら謝る。

「さ、引き続き捜査にあたってくれ。とりあえずは黒井の居場所を最優先だ！」