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ヒロイン三国ファンタジー
第9章 9 孫劉連盟
「そろそろ小喬が達します故、そばでお待ちください」

顔を赤らめ袖で恥ずかしそうに覆いながらも目は潤み、息を荒げ静かに大喬は寝台にやってくる。

 騎乗位で荒馬を乗り回すように小喬は腰を振った後「ひぃぁっ!」と短い嬌声をあげぐったりと周瑜に身体を沈ませる。
小喬の身体はそのままに、いまだ起立し続ける男根を抜き、小喬を上へとずらし、もう一人乗れるように場所を空ける。

「どうぞ、義姉上」
「し、失礼いたします」

ごくりとそびえ立つ男根を見つめながら、いそいそと大喬は裾をまくり周瑜に背を向け、腰を落とすと妹の滑らかな尻が触った。

「あんっ!」
「ああ、お姉さま、今日の殿もすごく硬いですわ」

「だ、だめ、公瑾殿のことはおっしゃらないで」
「小喬、静かにして差し上げなさい」

「はぁい」

慎ましい大喬は孫策を愛し続けている。
もしも彼女が孫策の夜ごと激しく熱い愛撫を知らなければこのように他の男を使わねばならぬほど躰が夜泣きすることはなかったであろう。

 小喬も姉が周瑜に何度抱かれようとも、心は孫策のものであると知っている。
姉のどうしようもない身体の疼きを小喬は気の毒でたまらなかった。

 大喬を抱いてほしいと頼んだのは小喬だ。周瑜も大喬も最初は拒んだが、そのうち我慢がたたってか大喬の微熱が続くようになり、医者から内側の熱を発散せねばならないと言われ、このような夜が始まった。
大喬の寂しさは無くなりはしないが、周瑜により絶頂を得ることで躰の安定を図ることが出来ている。
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