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人魚島
第10章 東京編
股関がゾクゾクした。
ミケさんが氷入りのウイスキーのグラス2つ両手に寝室にやって来た。
『呑もうよ』とニヤニヤしながらグラスを手渡して来る。
僕は言われるがまま喉の渇きを潤す為にウイスキーを呑んだ。
カァッと身体が火照って行く。
堪ら無い感覚だ。
ケントを早速燻らせながらウイスキーのグラスを傾ける。
日付が変わる。
1月16日、曇り、ウイスキーを呑み明かし眠りに付いた。
勿論ミケさんの腕の中でだ。
ミケさんのムチムチした腕が気持ち良い。
僅かにヴィヴィアンウエストウッドの香水が香っていた。
だらし無く惰眠を貪りながら朝9時に起きた。
早速『仕事行くよ』と池袋の駅前大通に連れて行かれた。
そして早々に客を一人GETするホクホク顔のミケさん。
視姦プレイがまた幕を開ける。
池袋の駅前大通の裏手に潜むラブホテルで事におよぶミケさん。
若い客で金はあるのか身形は良い。
僕は相変わらず情け無く脚をがに股にしながら陰茎をシュッシュした。
男はそれを見てニヤニヤしながら益々興奮している様子だ。
僕は出入りする男の陰茎をガン見しながら『あ…あ…』とオナニーし続けた。
いよいよ男が『う…う…おぉ…堪らねぇ締め付け感だな』と射精体勢に入る。
僕も『はッはッはッはッ』と荒く呼吸しながら射精体勢に入る。
ドピュッ…ドピュッ…ドピュッ…と濃い白濁した精液が手中に溢れた。

『ああ…気持ち良いッ!』

思わず背中を仰け反らす僕。
男も気持ち良いのか肩をフルフル震わせながらハァハァと深呼吸している。
2万受け取り、しばし一服。
ミケさんがブラックデビルを燻らせる。

『はぁ、疲れたね、春樹とのセックス疲れもあるね』

『今日はもう一人にしときませんか?』

『アカン、駄目だよ、アカンけんな、貯金してるけん』

『何か買うの?』

『持ち家や』

『え?』

『東京都心に一戸建てマイハウス買うのが夢なんや』

東京都心に一戸建て?
東京ドリームだな。

『東京ドリームってやつやな』

自嘲するミケさん。
可愛らしい。

『ほな、次の客探すで?』

『はい』

続いてこれまた金はありそうなスーツ姿のサラリーマン風な男を捕まえた。
早速先程のラブホテルで事におよぶミケさんと僕。
僕の勃起は治まら無い。
あらかた射精しまくり、客を帰してベッドでくつろぐミケさん。
僕の勃起はまだ治まら無かった。
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