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偶然が運命にかわるとき
第3章 きっかけ
私が今とりかかっているこの仕事は
今後のこの会社にも大きく関わってくる
重大な仕事でもあった。
だからこそ徹夜してでも
完璧なデザインを完成させたかった。
そのラストがたった今完成した。
おわったーーーーー……
完成しただけでは終わりじゃない、
そんなことは100も承知だが
達成感に満ちた。
バタりと机に倒れ込むのが合図かのように
さゆりさんが私の肩に手をおき声をかけた。
”本当にお疲れ様。”
提出期限時間30分前だった。