この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溶かされてみる?
第9章 それぞれの愛のカタチ
ガチャ…

「はあ…」
家に入り、すぐ自分の部屋に入った俺はベットに寝そべりため息をこぼす

ただ恋を元気にしてやりたかった。
最近立て続け色々あって恋が悩んでいたことくらい、顔を見ればわかった。

なのに…

「彰さんがお兄ちゃんだったらよかったのになあ〜」
「じょー兄が恋のお兄ちゃんだったらよかったのになあ〜」
あの頃とおんなじことを言った恋に俺は動揺が隠せなかった。

昔の俺は純粋に恋のお兄ちゃんでよかった。
ただ、今の俺は…お兄ちゃんなんて嫌だ。

昔と今、違うのは恋に対する俺の気持ちだ。
妹みたいだったのがいきなり女の子になって、でも相変わらず昔のように恋は純粋で可愛くて…

「なんでキスなんかしちまったかな…」
あの時咄嗟に、恋にキスをした。
お兄ちゃんなんて所で止まっていて欲しくなかった。

恋は驚いていて何も言葉を発していなかった。

「そりゃそうだよな」
俺は恋を好きでも、恋は俺をそういう対象では見ていない。
それに昔のことも覚えてない。

考えれば考えるほど深みにはまってしまうと思った俺は、脳内をリセットするためにも寝に入った。

〈Jyo's Story fin〉
/507ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ