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溶かされてみる?
第9章 それぞれの愛のカタチ
ガチャ…
「はあ…」
家に入り、すぐ自分の部屋に入った俺はベットに寝そべりため息をこぼす
ただ恋を元気にしてやりたかった。
最近立て続け色々あって恋が悩んでいたことくらい、顔を見ればわかった。
なのに…
「彰さんがお兄ちゃんだったらよかったのになあ〜」
「じょー兄が恋のお兄ちゃんだったらよかったのになあ〜」
あの頃とおんなじことを言った恋に俺は動揺が隠せなかった。
昔の俺は純粋に恋のお兄ちゃんでよかった。
ただ、今の俺は…お兄ちゃんなんて嫌だ。
昔と今、違うのは恋に対する俺の気持ちだ。
妹みたいだったのがいきなり女の子になって、でも相変わらず昔のように恋は純粋で可愛くて…
「なんでキスなんかしちまったかな…」
あの時咄嗟に、恋にキスをした。
お兄ちゃんなんて所で止まっていて欲しくなかった。
恋は驚いていて何も言葉を発していなかった。
「そりゃそうだよな」
俺は恋を好きでも、恋は俺をそういう対象では見ていない。
それに昔のことも覚えてない。
考えれば考えるほど深みにはまってしまうと思った俺は、脳内をリセットするためにも寝に入った。
〈Jyo's Story fin〉
「はあ…」
家に入り、すぐ自分の部屋に入った俺はベットに寝そべりため息をこぼす
ただ恋を元気にしてやりたかった。
最近立て続け色々あって恋が悩んでいたことくらい、顔を見ればわかった。
なのに…
「彰さんがお兄ちゃんだったらよかったのになあ〜」
「じょー兄が恋のお兄ちゃんだったらよかったのになあ〜」
あの頃とおんなじことを言った恋に俺は動揺が隠せなかった。
昔の俺は純粋に恋のお兄ちゃんでよかった。
ただ、今の俺は…お兄ちゃんなんて嫌だ。
昔と今、違うのは恋に対する俺の気持ちだ。
妹みたいだったのがいきなり女の子になって、でも相変わらず昔のように恋は純粋で可愛くて…
「なんでキスなんかしちまったかな…」
あの時咄嗟に、恋にキスをした。
お兄ちゃんなんて所で止まっていて欲しくなかった。
恋は驚いていて何も言葉を発していなかった。
「そりゃそうだよな」
俺は恋を好きでも、恋は俺をそういう対象では見ていない。
それに昔のことも覚えてない。
考えれば考えるほど深みにはまってしまうと思った俺は、脳内をリセットするためにも寝に入った。
〈Jyo's Story fin〉