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第9章 それぞれの愛のカタチ

あたしの舌を逃さない皐君の舌は、あたしを絡めとるかのように巻きつく。

「やっ…ん…！…やめ…」
「やめてほしくない顔してるくせに」
「んっ…」
皐君はあたしの胸元のボタンを外し、下着を露わにした。

「うっわ〜…これ、黎泱だわ絶対。」
あたしの首筋から胸元にかけて残る赤い痕を指で伝いながら、皐君は呟く。

「ふぁ…んんぅ…っ」
「俺がつけた痕…誰かに見られた…？」
「あああっ…」
皐君はあたしの胸を舐めながら、そう囁く。

そんなの答えられるわけない！！！
あたしは恥ずかしさに横を向けながら泣きそうな声を漏らす。

「煽んないでくれる…？この淫乱。」
「やだ…ぁっ…！…」
さっきまでの笑みは消え、苛立っている皐君はあたしの胸に噛み付いた。

クチュ…ペロッ…
「もっ…やぁ…っ！…あぁあっ…」
皐君はあたしの胸の頂を執拗に舐めたり吸ったりを繰り返し、逆の手でスカートの中に侵入し、太ももを優しく撫でる。

「あんっ…んんっ…やらぁ…！…」
同時に弱いところを刺激され続けているあたしは、なすすべも無く本能のままに甘い声を出す。

「そんなに腰揺らして…どうしてほしいか言ったら？」
「ひぁっ！…んぁっ…」
胸をいじりながら、皐君はあたしの耳元を舐め囁く。

ジワッ…ピチャ…
あたしの秘部から蜜が溢れる音がする。

「いやらしい音が聞こえるなあ〜」
そう言いながら、皐君はあたしのスカートを下ろし、ショーツの上から秘部の割れ目をなぞる。

「ひゃぁっ！…あっあっ…んぅ…」
「触っただけなのにイクとか…ほんとにもう…」