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溶かされてみる?
第9章 それぞれの愛のカタチ

手の拘束を解かれたあたしは、そのまま誘われるように暁翔さんの首に手を回し、キスをした。
「ん…もっと…ちょうだい…?」
あたしは暁翔さんを見上げると、暁翔さんの瞳がすこし揺れた。

「今のは、お前が悪いからな…」
暁翔さんはすこし荒くあたしに口をつけ、そのまま抱き上げてあたしをベットに下ろした。

「ふぁ…あっ…んん…っ!…」
「どこでそんなねだり方覚えた…」
「知らなっ…!…い…!」

目を開けると暁翔さんの熱を帯びた獣のような瞳と目が合い、あたしは射抜かれる。

「恋…」
愛おしそうにあたしのキスをしながら暁翔さんは囁き、あたしの服を脱がす。

なんでそんな切ない声であたしを呼ぶの…?

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