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第9章 それぞれの愛のカタチ

〈Toya's Story〉



「ふぅ〜…」
ちょっと寄るだけが、すごい長い時間買い物したな…
ほんと最近服とかアクセとか見てなかったもんな〜

とぼとぼと真っ暗になった帰り道を歩く。

う〜寒い…もう10月下旬だもんな〜…

カツカツカツ…

ん…??

あたしはその場で立ち止まる。

……

気のせいか…
なんかあたしともう1つ
足音聞こえたようなもの気がしたけど…
早く帰ろ…

そう思いあたしはまた歩き始める。

カツカツカツ…

バッ…
あたしはやっぱり気になって、後ろを振り向くが誰もいない。

やっやだ…考えすぎ…??
街灯が少ないためただでさえ暗い道が、さらに暗く感じる。

あたしは早く家に帰りたくて、小走りしようとしたその時、
ガバッ
「きゃっ!!」
だ、誰!!!?

「捕ーまーえた!」
あたしは知らない男に手で口を塞がれた。
「んーっ!!!…ん!」
な、何!!

「抵抗する声がまたそそるね〜上玉上玉〜」
あたしが必死に出す声を聞き、
男はより一層気を良くしたのか
口を塞ぐ逆の手であたしの身体をなぞる。

「んー!!!んっ…!んぅー!!!」
やだ…この人気持ち悪い…!!
さらに抵抗するあたしを見て男は興奮しながら
「そんな顔を赤くさせて気持ちいいのかな〜」
とあたしの顔の近くで囁く。

いや…だっ…誰か!助けて!!

男があたしの服に手をかけようとした…その時…

「いってえええええ!!!」
「それ以上…彼女に何かしたら生きて帰しませんよ」

え…?
あたしを拘束していた男の力が弱まったのと、突如聞こえた声にあたしはつぶっていた眼をあけると…

「…遠…哉さん…?」
そこには男の手を捻り上げながら胸ぐらを掴んでいる遠哉さんの姿があった。

「ひっ!悪かった悪かったからもうやめてくれ!!」
遠哉さんが男の手を離すと、すぐに男はどこかへ逃げていった…

こ、怖かった…

ドタッ…
「恋…!!」

予想以上の恐怖に足の力が抜けその場に倒れたあたしのところに、遠哉さんは急いで駆けつける。
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