この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溶かされてみる?
第9章 それぞれの愛のカタチ

昔から好きだった。
だから大切にしてやりたい。

あいつが俺たちを忘れてても。
どうせもう他の奴らはもう恋を奪おうと必死になってるはず。

「恋は渡さねえ。」
俺だって他の奴らが手を出してるのをみて、悠長に構えられるほど余裕はない。

でも、無理に恋を自分のものにする気もない。

「好きになってもらうしかねぇ…」
弱気に誰にも聞こえぬ声で呟く。

「…律先輩〜!! ご飯作りますよ〜!!」
下から腹の虫をならせた恋が俺を呼ぶ。

「悪い悪い!すぐ行く」
俺はそう答えて下へと向かう。

下に降りると昼ごはんのメニューはあれにしようこれにしようだ言いながら俺に提案してくる。

さっきまで泣いてたあいつはどこにいった…
まださっきまで俺の胸に抱きしめていた恋の温もりは消えてない。

元気だな…全く。

「律先輩!きーてますか!!」
必死になって俺に聞く恋。
「聞いてる聞いてる…じゃ今日は…」

そんな恋の姿を見て、俺は愛しいと思いながらご飯に取り掛かった。

〈Ritu's Story fin〉
/507ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ