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溶かされてみる?
第10章 惑う心と誘う夢
パンパンパンッ!!
「はーい!いちゃつくのそこまで〜〜」
あたし達の光景をみていた融那が両手をならし、そう言った。
「とりあえず〜ここにいると中々盛り上がりすぎるから、みんな一旦休憩行ってきていいですよ〜!」
もちろん恋もね❤︎と融那はあたし達に告げる。
「いや!あたしまだそんなに働いてなッ「はぁ〜…疲れた」
「ラッキー!融那ちゃん気がきく〜!じゃあ恋ちゃんいこ〜!」
「おい、独り占めすんなこら」
待て待て待て…!!
「いやだからあたしはまだ働ッ「恋、行きますよ」
「ほらいくぞ!」「どこ回ろっか〜??」
あたしが言いかける言葉全て遮られ、みんなに引っ張られていくあたし。
誰かこいつらを止めてええええええ!!!
あたしが連れて行かれる時までも、喫茶の中の女の子たちの黄色い声は響いていた。