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溶かされてみる?
第12章 空白の時間と素直な気持ち

昔から、俺に家族の思い出なんてものはない。

元々仕事関連で、誠司さんと俺の両親は関わりがあり親しかった。
それで幼い頃から黎泱とも知り合いだったし、そっから着々とみんなが集まって野球をし始めた。

いつしか両親は、海外で仕事をすると言い始めた。

その時俺は海外に一緒に行くかも聞かれずに、今のシェアハウスに預けられた。

少し仕事に出かけてくるねと言って俺を置いて海外に行った。

小さい俺は自分が置いていかれたことも知らず、黎泱たちと過ごしていた。
誠司さんも黎泱達も優しくていつも一緒にいてくれたから寂しくなんかなかった。

けど公園とかで遊んでいるとふと目につく。

同じぐらいの年の子達が、家族で一緒に遊具で遊んだり、お弁当を広げて楽しそうに食べていたり…

ただ…羨ましかった。

帰って誠司さんに父さんと母さんはどこに行ったのかを聞くと、外国にいるから今は会えないんだよと、寂しそうに答えていた。

そうか…俺は置いていかれたのか。
あの時から俺は家族というものの存在を見ないようにしてきた。

見なければ羨ましがることもない。
感じなければ寂しいこともない。

今思えば、俺はずっと避けていたんだ。
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