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第4章 新しい家族

「あー疲れた〜〜」
「今日の食事当番は誰ですか」
「誰だったっけ〜」
「ってか新しい子早く見たい」

は！そうだった！感動のシーンの場合じゃなかった！！

次々に入ってくる見知らぬ顔の人たち。

「おかえり」
と煌城先輩が入ってくる人たちに伝える。

「うわ律、女の子来て早々に手だしてんの？？」
と一番はじめに入ってきた
茶髪のストレートで少しかわいい雰囲気の男の人は言った。

「ちげーよ、んなわけあるか皐」
煌城先輩は皐と呼ばれた人の頭を軽く小突いた。

「ってえな」
と皐と呼ばれた人は言ってあたしの方を向いた。

「初めまして、私恋で「へえ〜〜あんたがそうなんだ」
…なんか怖い…？？？

そんな印象を忘れさせるかのように
続々と見知らぬ人達は入ってきて
「仲良くしようね〜」
「おお、これからよろしくな！！」
「何かあったら聞いてもらって構いません」
と次々にあたしに言う。

「は、はあ…ありがとうございます」
あたしは誰が誰かわからず曖昧な返事をした。