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溶かされてみる?
第4章 新しい家族
「それじゃあ恋、あたし達は家に戻るわね、」
お母さんと誠司さんは一緒に帰る支度をする。
「あ!もう帰っちゃうの?!!!」
これからの生活に不安だったあたしは
泣きそうな顔でお母さんに問いかける。
「ちょっと私たちは用事があってね…もっと私としても長くいたいんだけれど…」
残念そうに誠司さんはすまないねとあたしに言った。
誠司さんはこの後会社のパーティーがあるそうで、お母さんも同伴者としてついていくことになっているらしい。
「そ!そんなそんな! すみませんパーティーがあるって知らなくて! 話できて嬉しかったです」
あたしなにやっちゃってんだか…
誠司さんとお母さんこまらせてどーすんのよ馬鹿!
「また改めてゆっくり話そう、次は外でご飯でも」
そう言って誠司さんは
あたしに笑顔でじゃあと言いつつ廊下へと消えた。
「恋ならやっていけるよ大丈夫!!」
けどいきなりすぎてごめんねとお母さんがあたしに謝ってくる。
ほんといきなりすぎるよお母さん…
「でも、あたし誠司さんといる毎日が本当に今幸せなの」
と珍しく茶目っ気のない本当に幸せそうな女の顔をしてお母さんが話す。
本当に幸せなんだろうなあ…
「お母さん、あたし大丈夫だから! 幸せにね!」
純粋にあたしはそうお母さんに言う。
「ありがとう…」
お母さんは軽く涙ぐみながら誠司さんを追いかけて廊下に消えていった。
お母さんと誠司さんは一緒に帰る支度をする。
「あ!もう帰っちゃうの?!!!」
これからの生活に不安だったあたしは
泣きそうな顔でお母さんに問いかける。
「ちょっと私たちは用事があってね…もっと私としても長くいたいんだけれど…」
残念そうに誠司さんはすまないねとあたしに言った。
誠司さんはこの後会社のパーティーがあるそうで、お母さんも同伴者としてついていくことになっているらしい。
「そ!そんなそんな! すみませんパーティーがあるって知らなくて! 話できて嬉しかったです」
あたしなにやっちゃってんだか…
誠司さんとお母さんこまらせてどーすんのよ馬鹿!
「また改めてゆっくり話そう、次は外でご飯でも」
そう言って誠司さんは
あたしに笑顔でじゃあと言いつつ廊下へと消えた。
「恋ならやっていけるよ大丈夫!!」
けどいきなりすぎてごめんねとお母さんがあたしに謝ってくる。
ほんといきなりすぎるよお母さん…
「でも、あたし誠司さんといる毎日が本当に今幸せなの」
と珍しく茶目っ気のない本当に幸せそうな女の顔をしてお母さんが話す。
本当に幸せなんだろうなあ…
「お母さん、あたし大丈夫だから! 幸せにね!」
純粋にあたしはそうお母さんに言う。
「ありがとう…」
お母さんは軽く涙ぐみながら誠司さんを追いかけて廊下に消えていった。