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溶かされてみる?
第20章 デートという名の争奪戦?

「俺のに…なれよ」
そう呟いたりっくんを見ると、悲しそうな、苦しそうな、そんな中でも熱を帯びた顔をしていた。
「り…っふぁ…」
「何も言うな、ただ今は感じてろ」
「あぁっ…!んっ…は…」
あたしの耳元でりっくんは囁いて、そのあと器用に耳朶から首筋、胸へと舌を這わせていく。

ーごめんね、りっくん。
そんなにりっくんを悩ませてるのに、あたしは今もりっくんから与えられる熱に甘えてる。

みんながいたから今のあたしがいるわけで、1人になんて絞れない。

「恋…」
りっくんはあたしを名前を呼ぶと愛撫をやめ、優しくあたしを抱きしめた。
「泣かせたかったわけじゃない」
「…ぇ…」
いつの間に零れていたのだろう。
あたしの目からは涙が流れていた。

「こ、これは…!…ごめんあたし…」
「わかってるから、恋なりに悩んでることも。俺の言った言葉が悪かった。」
「り…っ…くっ」
いつもは不器用なくせに、照れ屋なくせに、女心のおの字もわかってないくせに…
こういうときはすごい優しく抱きしめてくれて、優しい言葉をかけてくれる。
「あ…りがとう、りっくん…」
あたしは涙でぐちゃぐちゃな顔で感謝の気持ちを精一杯伝えた。
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