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溶かされてみる?
第20章 デートという名の争奪戦?

「すぐ、そうやって異常なフェロモン出しながら近づかないで下さい!!」
「フェロモンって…ふっ…本当恋って飽きねえな」

あたしとの距離を、暁翔さんは笑いつつ縮めてくる。

「もう帰りますよ!みんな待ってますから!」
近づいてくる暁翔さんにそっぽを向いて
あたしは帰路を歩み始めようとした。

「恋」
「ひゃ…ッ」
そんなあたしを後ろから優しく抱きしめ、
暁翔さんは耳に口づけをしながら名を囁く。

「郁と遊んだんだろ?」
「あ、ああ、遊びましたけど…っ??」

なんでそんな質問するのかはわかんないけど、
耳元で喋らないでよ〜!!!

「じゃあ…俺とも遊べよ、恋」
「なにいっ…ンッ…」

暁翔さんはそう言って、
長く綺麗な手であたしの顎を自分の方へ誘い、
目が合うと、ゆっくりキスを落としてきた。

「ん…くっ…やめっ…」
「やめない」
「はッ…んぁ…ッ」

暗がりの公園にはすでにあたしたちしかいなくて、
お互いの口から漏れ出す吐息は、自然と夜の帳に溶けていった。

「あ…きとさ…ぁッ」
「恋厭らしい顔してる」
「そんな…ンァ…」

この体勢…苦しいのに…

苦しいはずの身体は、
だんだん熱を帯び、暁翔さんがするキスに快感を覚える。

こんなにも、気持ちいいなんて…

「ふっあ…ぁあ…だめ…きちゃ…ッ」
「イケよ、見ててやるから」
「やぁ…ンァっ…!!」

もうだめ…!

口の中を這う暁翔さんの舌には
何か快感を誘うものでもあるのではないかと錯覚するほど
キスをするたび、絶妙な快感に襲われる。

最大までのぼりつめて果てたあたしは
暁翔さんに抱かれながら、呼吸を整える。

「恋は相変わらず淫乱だな」
こんな公園で…と言いつつ、妖艶な微笑みをむける暁翔さん。

「だ…!誰のせい…だと…!!」

このフェロモン魔…っ!!

「あんな淫らな声出してたの誰だっけ」
「っ!!!」
あたしの乱れた髪を指で梳きながら
暁翔さんは優しい目をあたしに向ける。

「〜…!!」
ちょ…直視できない…!!!
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