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溶かされてみる?
第21章 流れていく時間

うちはチョコを後ろに隠しながら、巽君の方に振り返る。

巽君…顔真っ赤だ。

はじめに告白してくれた時も、顔が赤くて、
うちもつられて赤くなったのを思い出す。

「巽君。」
「はい」
「長い間、待たせてごめんなさい。」
「うち、こんなんやし、巽君にそんなに純粋に思ってもらえるような人柄やないし」
「さっきも巽君たちの会話聞こえてて、女の子振られてたんに、巽君の言ってくれた言葉が嬉しくて、胸がドキドキしてたような汚い女やし」
「チョコ作るのにもぐじぐじ考えて、渡すのもなかなかできんくて」
うちなにを言ってるんだろう。
伝えれてる?今なに言った?どこまで喋った??

「うちも…巽君が好きです。」
「出来はあんまり良くないけどチョコもらってください…」
うちは後ろに隠してたチョコを、目の前の巽くんに差し出す。



……

あれ…巽君なにも言わない…

まさか、こいつ今更的な感じで引かれた??
話聞いてたのかよみたいな?
安全圏狙いすぎ的な??!

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