この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溶かされてみる?
第21章 流れていく時間

ドキッ…

「双葉先輩!!」
巽君が後ろからうちの名前を呼ぶ。

でも怖くて、振り返られなくて、
自分が今すごい顔してるんじゃないかって不安で動けなかった。

「まさか…ずっとそこにいました?」
巽君も少し焦ったように聞く。

耐えられなくて、うちはコクンと首を縦に振った。

巽君自身も今どんな顔をしてるのか、うちには見えない。

「じゃあ…さっきの聞こえて…」
もう一度うちは首を縦に振った。

「…俺、双葉先輩のこと、好きです」
「きっと双葉先輩はなんとも思ってないから、諦めろって周りの友達にはすごい言われます」
「けど、俺はいつも一生懸命で優しくて綺麗な双葉先輩が大好きです」

どうして、こんなに純粋にうちのことを好いてくれる人を
長い間待たせてしまったんだろう。

ーちゃんと伝えなきゃ。
恋の姿が目に浮かぶ。うちこのまま逃げてたらずっと後悔する。
汚くてもなんでもこの気持ちを伝えないと、ずっと引きずることになる。


/507ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ