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溶かされてみる?
第6章 嫉妬
そうだ!あたし電話!!
と思ったがそういえば放課後、融那に行くなと声をかけられる前にすぐ出ようとして荷物を机に置いたままだった。

はあ…最悪…

顔は叩かれ殴られでぐちゃぐちゃで、お腹は痛くてみたところに痣ができている。

こっりゃ…痛々しいなあ〜

なんとも言い難い気持ちで周りを見ると、少し鉄格子のついた窓が見えた。
なんとか身体を動かしてその場所まであたしは行き、開いた隙間で外を見ると…

ここってまさか…
今は使われていない学校の敷地の離れにある倉庫…??

うわぁ、これはガチであたし閉じ込められちゃったんだ…
始めは冷静に考えていたあたしも、時間が経つにつれ無性に腹が立ってきた。

「ってか!!何よ!ビッチって!!」
「つか朝一緒に登校したくらいで何?!!」
「女めんどくさいっての!!、」
「先輩達はあんたらのものでもないし、あたしのものでもないし!そもそもものじゃねーっての!!」
「好きなら好きで個人的にアプローチしたらいいのに!何あの陰険なやり方!腹立つ!!」

誰もいない倉庫で言いたいこと全部言ったらすっきりしたが、次はお腹がすいてきた。
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