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Laziness と Hard working
第3章 友人の彼氏か? 
 高泉さんのよく行くガイドブックに無い
現地のお店へ連れて行ってもらった

ニコニコしながら
「ここは私がこちらに来ると
必ず寄る所なんです
麗子さんも何度かお誘いしてますが
なかなかタイミングが合わず
一度もご一緒できてないんですよ」

『私が先に来てしまってごめんなさい
麗ちゃんとはいつ頃からですか?

· · ·あっ、
無理にお話しなくて良いですから』

ヤバイ、本人から何も聞いてないのに
詮索みたいだ


察した様に
「昨年、仕事でご一緒してから
何度か連絡を取ってこちらに来る時に
ご飯食べるくらいです」


勘違いかな
「おふたりは仲良しですよね(笑)
高校から気があって· · ·
そう伺いましたが· · ·」


進学先は違ったが
自宅を離れた先が一緒だった為
良くお互いの住処を行き来したのだ

『そうですね
お互い目的があって違う意味で
刺激になっていたと思います
私は彼女の様になりたいですが』

 不思議な顔をして私を見ていた
そして笑いながら
「麗子さんも同じ様な事を言ってましたよ
“私には出来ないけれど杏の様になりたい”
と、キラキラした目で貴方の話をしてくれました」


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