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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第7章 悩む遥
僕は舞に対してどうしたいのか?
そう考える度に、僕の心の闇が深くなっていく気がする‥
心の闇は‥‥‥あの2人に対する嫉妬心、大切にして来た舞に言い寄るから。
「・・・僕は・・・」
大切な姪っ子の舞‥‥
小さい頃から可愛がっていて‥
舞が大人になっても、その心は変わらない‥
なのに突然入って来た横槍に、僕は苛々し沈めた筈の心が表にと浮かび上がる。
「・・・僕は・・・」
『‥‥ってない‥‥』
『‥‥私の事、女だって思ってない!』
『私の事、何とも思ってない!』
『私はずっと遥叔父さんが好きなのにっ!!』
『私の心を遥叔父さんは分かってない!!!』
ちゃんと女性だと、女だと思っている。
しっかり舞の事を考えている。
僕はずっと舞の事を大切に思っている。
だけど舞の心だけは分からなかった。
「・・・僕は・・・」
『遥伯父さんが好きなのに!』
ただ天井を見上げ‥‥出なかった答えに漸く行き当たった‥‥
「僕は・・・舞を女として見ていた・・・」
嫉妬し、蓋をした欲という心が溢れ、それでも僕は叔父だと抑えていた心‥
舞の方が余程自分に素直だ、少々年がいった僕では中々出来ない決断を、舞は僕に口にしたんだ。