この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたがすきでたまらない
第8章 信と時田ちゃん
「ま、待ったか?」

「う、ううん。今来たとこ」

中学生の初めてのデートの様な会話だった
時田が先に着いてたけど、待ち合わせは11時
三十分前に来た俺

今着たとこなんて会話がおかしすぎる


「な、なら。いいけど」

そんな疑問も浮かんだが聞ける余裕なんて俺にはなくて・・・
如何にも慣れてます。
って態度は俺のしょうもないプライドだった

「う、うん」

真っ赤なトマトの時田の服をチラリと盗み見た
いつものジーンズとは違う
女の子みたいな恰好にドキドキした

「で、どこ行く?」

俺は時田に訊ねた


「あ、あのね。え、映画とかどうかな?って・・・」

「い、いいんじゃねえの?」

ギクシャクしながら俺と時田は並んで歩いた


「何、見んの?」

「あっ、刑事ものって言うか・・・今流行ってて・・・」

「ん。」

俺はチケット売り場で二人分の料金を支払った

「お、お金払うよ」

「いいから」

デート?ってよくわかんないけど・・・
男が出すもんじゃねぇの?

よくわかんねぇんだけどさ
は、初めてだし・・・


/816ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ