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第21章 相思相愛

そんな中２な脳内の恥ずかしい思いは…
石ころけりけり…
どこにも行かず悶々と頭の中

だって…
結婚とか…
そんな形のあるもので大好きな人を縛りたい

…結婚したい
…したいよ。そりゃ…

拗れた私の願望は叶うのかな？




…健康診断は良好だった

…子どもが産める体だと思う　

…良い嫁？

…努力はしたいです

…得意な料理？

…子ども向けの…唐揚げとか？ハンバーグ？
…は…彼の実家がレストランだから、自身はない…

彼が好物の子ども舌なのは私は悪くない
…たぶん

実家のレストランと比べるなら卑怯だとも思う！
うん。
卑怯だ。
そんな美味しい環境で育ってきて私にもそれを求めるなんて！
どんなドS…
どんな彼氏か！

仕事に誇りはある。
彼にもある。
小さい頃からの夢だった。

じゃなきゃ、こんなしんどい仕事、誰がやるもんか!

警察官とか、府警の差別に何度も喰ってかかる私は馬鹿なのか？

恋愛相手が運命の人だと思った私は馬鹿なのか？

たまたま…
残業の…
差し入れの…
サンドイッチが美味しかった。

私のミスのフォローが嬉しかった。

恋に墜ちるなんて…
そんな些細な事…




…思い出す
思い出しては石ころ蹴飛ばす



拗ねる

うまく行かない恋愛に


…要するに…
独り占めしたくて堪んないだよね

私の物で…
私の彼氏で…
私の旦那で…

いて欲しいんだよね

私の我儘…
…なのかな？

…好きだから…

しょうがなくない？