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あなたがすきでたまらない
第10章 季節外れの学園祭
「おはよう!!このは!!」

靴箱で伊織ちゃんが元気に挨拶をしてくれる
良かった・・・
昨日の今日で一人で教室に入るのが怖かったから・・・

今朝、啓介さんとは家を出て道場までの別れ道でお別れをした
昨日の事があったから・・・
本当は学校に行くのが怖くて・・・
啓介さんが心配するといけないから顔に出してないつもりだったのに・・・
足が動かなくて・・・

「大丈夫だとは思うけど・・・また何かされたらすぐに話して」

「啓介さん?」

啓介さんは頭をポンポンと撫でてくれた


「怖いかもしれないけど・・・このはには紺野さんが居るだろ?」

「で、でも・・・私と仲良くしてると・・・伊織ちゃんにも迷惑が・・・」

「紺野さんを信じて。このはの友達だろ?」

「・・・はい」

「昨日の子はきっともう何もしないよ」

「どうして?」

「元刑事の勘だよ」

って啓介さんは笑った


「このは学校に急がないと遅刻するよ?」

「は・・・はい」

「そんなに不安なら・・・休んで・・・昨日の続き、する?」

「なっ!!!い・・・行ってきます!!」

またからかって!!
私は恥ずかしくて啓介さんに背を向けた

「このは!!」

啓介さんの呼びかけにもう一度振り返る

「大丈夫だから!!絶対!!」

手を振る啓介さん

そうかな?
だといいけど・・・
啓介さんが「大丈夫」って言ってくれると安心する

私も手を振って学校へと急いだ
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