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あなたがすきでたまらない
第11章 このはvs・・・
「あの・・・どうぞ?」

「お、おじゃまします」

昨日に引き続き伊織ちゃんが家に来た
私は冷蔵庫から飲み物を出し、昨日の啓介さんの真似をした

「ご、ごめんね?昨日といい・・・今日といい・・・」

「う、嬉しいですよ!!私は!!」

うん。本当に嬉しい。
だって伊織ちゃんと二人で話せるなんて・・・
教室やファーストフードのお店では周りに人が沢山居て、飲み物を頼むのだって一苦労だし

「せ、先輩は大丈夫かな?」

「も、もちろんです!!」

伊織ちゃんの緊張が私にも伝染る

どうして伊織ちゃんがここに居るのか?ですか?
それはですね・・・


「このは。帰ろう!!」

「はい!!」

今日は委員会もないし・・・
学園祭の準備もない
伊織ちゃんの言葉にニッコリ笑って返事をした

「伊織~。今日はどうする?」

高橋君が当たり前の様に伊織ちゃんに話しかけた

「今日はこのはと二人で帰りたいから。直哉。先に帰ってて」

「「え?」」

その言葉に私と高橋君の声が重なった

「ね?このは。今日は二人で帰ろうよ。ね?ね?」

強引な伊織ちゃん
私はもちろんいいですけど・・・

「って事で~。じゃあね!!直哉!!」

呆然とする高橋君を置いてけぼりに伊織ちゃんは私の手をグイグイと引っ張った


「・・・直哉。お前、もっと。も~っと、頑張れよ?」

「・・・これ以上、どう頑張るって?教えてくれよ」

「・・・師範に訊く?」

「・・・」

多田君と高橋君がそんな会話をしてるなんて知らずに・・・
私達は教室を後にした

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