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あなたがすきでたまらない
第12章 青春の恋花
道場の外で小学生の練習生に挨拶をしていると

「師範!!こんにちは!!」

丁寧な挨拶に振り返ると優と高橋君がいた

「優?今日は練習じゃないよな?」

「はい。駅前に用事があったし通りかかったんです」

優は昨日と同じ様にメガネで制服だった

「昨日はおじゃましました。師範に会えたらお礼を言いたくて・・・」

「こちらこそ、ありがとうな。二人共。お礼を言うのは俺の方だよ」

ほんと優は可愛いやつ

「高橋君もありがとな。今日は伊織ちゃんと一緒じゃないの?」

このはと一緒なのを知ってる俺はわざと高橋君をからかった
なんだろな~
いじめたくなるんだよな~

「直哉、紺野さんと一緒に帰れないから拗ねてるんですよ」

「す、拗ねてねぇよ!!」

「拗ねてるじゃん。気になっていつものお店に追っかけたけど、居なかったんだよな」

「お、追っかけてねぇよ!!」

「なるほど・・・駅前の用事はストーカーか」

優の言葉にムキになる高橋君を俺はますますからかった

「さっさと、告白すれば?って言ってるんですけどね」

優はもの知った様に、わざとらしくため息を吐いた

「う、うるせぇな!!そんな簡単にはいかないんだよ」

「へぇ・・・ずいぶん難しい恋愛をしてるんだな」

「そ、そんなんじゃ・・・」

俺の嫌味にバツが悪そうに高橋君は俯いた

「師範に恋バナしてみれば?師範なら女心色々知ってそうじゃん」

「・・・」

何だよ。なんか言えよ。失礼だな。高橋君は

「女心は置いといて・・・紺野さんがどこに居るかは知ってるけど?」

「えっ?」

高橋君の顔がパッと明るくなる
そりゃそうだろ。
このはと一緒なんだから俺が知ってて当然だ

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