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あなたがすきでたまらない
第16章 6月5日
気を取り直して次のエリアに進むもジュラシックパークも待ち時間が凄かった

「残念ですね」

「今度また来た時はエクスプレスパスを買っておくよ。ごめんな?」

「そんな!!啓介さんが謝る事なんて!!」

平日だからと高を括った俺が悪かった
このはがこんなに喜んでくれるなら今度は念入りに準備しないとだな

「このは!!ウォーターワールドは今からだよ。行こうか?」

「はい!!」

水しかない世界だったかな?
映画は観た事がなかった俺達でも楽しめそうな世界感
セットもやっぱり凝ってて俺達は前の方の席に座った
ショーが始まりこのはも俺も釘付けになった
爆発音も鳴り響き銃撃戦が俺達の前で繰り広げられる
水上のバトルは圧巻だった
水上バイクの水しぶきが俺達に襲い掛かる

「きゃー!!冷たい!!」

「冷てっ!!」

周りの客もきゃあきゃあ燥いだ

燃え盛る炎から脱出するヒロイン
最後はお決まりのハッピーエンド

「楽しかったですね!!」

「うん」

ここでもやっぱり記念撮影を忘れない俺

「あの・・・撮ってもらっていいですか?」

近くに居たクルーにお願いした
さっきのショーに感動して、どうしても二人で撮りたかったから

「いいですよ!!」

ニッコリ、俺とこのははクルーが持つスマホに笑いかけた


「このは、大丈夫?寒くない?」

「大丈夫です!!そんなに濡れませんでしたよ?むしろもっと濡れても良かった位です!!」

「頼もしいな」

「次はどこに行きますか?」

「そうだな~。水の次は火かな?」

バックドラフト
警備してた時に入って見たいって思ってたんだ
このはの手を引いて順番待ちをする
そんなに並ばなくて済みそうだった

このアトラクションもリアルだった
映画さながらの火災現場
リアルな熱と炎が俺達を包み熱気が伝わってくる

「きゃあ!!」

怖がるこのはの手を握って大丈夫だよ。と安心させる

「見えないよ~。僕も抱っこして」

子供の声に振り向くとどうやら母親は小さな子供を抱っこしている
父親の姿はなく母親は「我慢しなさい」とお兄ちゃんを宥めていた

「こっちにおいで」

俺は男の子を自分の前に手招きした

「いいの?」

「ここからなら良く見えるだろ?」

「うん!!」

「熱いから気をつけるんだぞ?」

「わぁ!!凄い!!」

母親は小声で何度もお礼を言った

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