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第3章 啓介さん

「「えええ！！！」」
「「マジで！！！」」

そんなに驚く事かなぁ？
私には啓介さんは勿体ないって事？
理解ってても落ち込んでしまう


「俺の好きな人でもあるんだけど」

啓介さんが優しく微笑んでくれた


「え～～！！」
「詳しく話が聞きたい！！！」
「どういう事？？」

伊織ちゃんはまた私の肩を揺らしにかかった



「ほんと、元気なお友達だな」

啓介さんはクスクスと笑った


「あっ・・・」
「すいません・・・」
「つい・・・」

伊織ちゃんは恥ずかしそう


「時間ある？」
「お昼まだだったら・・・」
「ご馳走するけど？」
「ここは人が多いし・・・」

啓介さんがチラリと周りを見回した