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わが不滅の恋人 ―永遠に秘密の恋―
第2章 Ich liebe dich (我、汝を愛す)
「こっちのほうも随分と上達したみたいだな、フランツ」
ぎこちなかった少年の頃愛撫と比べ、今のフランツの手つきは雲泥の差だった。ルートヴィヒの持ち物はあっという間に限界まで太さを増して張り詰める。
「ふふふ。ありがとう、って言ってもいいのかな? 嬉しいような、悲しいいような、おかしな気分だよ」
「誉めてるのさ、って、んっ……!」
勢いよく白濁を吐き出し、ルートヴィヒのぺニスは力を失いふにゃりと萎れた。ルートヴィヒは汗ばみ上気した顔でフランツに問う。
「僕は君に何をしたらいい?」
「何も」
「そういうわけにはいかない」
「肉体の交わりだけが愛じゃない。カストラートになってみて、僕は気づいたんだ。僕は君を愛しているけど、僕はこうして君を見つめているだけでいいんだ」
フランツは柔らかく微笑むと姿勢を正し、目を閉じた。大きく息を吸い込む。薔薇色の唇から澄み切ったソプラノが溢れだした。
ぎこちなかった少年の頃愛撫と比べ、今のフランツの手つきは雲泥の差だった。ルートヴィヒの持ち物はあっという間に限界まで太さを増して張り詰める。
「ふふふ。ありがとう、って言ってもいいのかな? 嬉しいような、悲しいいような、おかしな気分だよ」
「誉めてるのさ、って、んっ……!」
勢いよく白濁を吐き出し、ルートヴィヒのぺニスは力を失いふにゃりと萎れた。ルートヴィヒは汗ばみ上気した顔でフランツに問う。
「僕は君に何をしたらいい?」
「何も」
「そういうわけにはいかない」
「肉体の交わりだけが愛じゃない。カストラートになってみて、僕は気づいたんだ。僕は君を愛しているけど、僕はこうして君を見つめているだけでいいんだ」
フランツは柔らかく微笑むと姿勢を正し、目を閉じた。大きく息を吸い込む。薔薇色の唇から澄み切ったソプラノが溢れだした。