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わが不滅の恋人 ―永遠に秘密の恋―
第2章 Ich liebe dich (我、汝を愛す)
「それだけは絶対に嫌だ」
「どうして」
フランツは子供の頃には見せたことがない自嘲の笑みをルートヴィヒに向けた。青い瞳は哀しみの色に染まっている。
「忘れたの? 僕はカストラートなんだよ? 去勢した醜い身体なんて、君に見せたいものか」
「あ……」
ルートヴィヒは虚を衝かれ沈黙する。男性器を切除した身体では普通の性交は不可能だった。
「そんなに気にしないくてもいいよ。僕はもう普通の性交はできないけど、君に奉仕することはできるから。あの時お互いにこすり合ったみたいにね」
「うん。それじゃあお願いしようかな」
「任せて。さ、全部脱いでよ。あの時教会の告解室でしたみたいに」
ルートヴィヒはいさぎよく全裸になり、ベッドに横たわった。フランツと顔を見合わせ笑う。フランツは柔らかな手で、すっかり成人男性の物となったルートヴィヒのぺニスをしごき始めた。
「どうして」
フランツは子供の頃には見せたことがない自嘲の笑みをルートヴィヒに向けた。青い瞳は哀しみの色に染まっている。
「忘れたの? 僕はカストラートなんだよ? 去勢した醜い身体なんて、君に見せたいものか」
「あ……」
ルートヴィヒは虚を衝かれ沈黙する。男性器を切除した身体では普通の性交は不可能だった。
「そんなに気にしないくてもいいよ。僕はもう普通の性交はできないけど、君に奉仕することはできるから。あの時お互いにこすり合ったみたいにね」
「うん。それじゃあお願いしようかな」
「任せて。さ、全部脱いでよ。あの時教会の告解室でしたみたいに」
ルートヴィヒはいさぎよく全裸になり、ベッドに横たわった。フランツと顔を見合わせ笑う。フランツは柔らかな手で、すっかり成人男性の物となったルートヴィヒのぺニスをしごき始めた。