この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
わが不滅の恋人 ―永遠に秘密の恋―
第2章 Ich liebe dich (我、汝を愛す)
「それだけは絶対に嫌だ」
「どうして」

 フランツは子供の頃には見せたことがない自嘲の笑みをルートヴィヒに向けた。青い瞳は哀しみの色に染まっている。

「忘れたの? 僕はカストラートなんだよ? 去勢した醜い身体なんて、君に見せたいものか」
「あ……」

 ルートヴィヒは虚を衝かれ沈黙する。男性器を切除した身体では普通の性交は不可能だった。

「そんなに気にしないくてもいいよ。僕はもう普通の性交はできないけど、君に奉仕することはできるから。あの時お互いにこすり合ったみたいにね」
「うん。それじゃあお願いしようかな」
「任せて。さ、全部脱いでよ。あの時教会の告解室でしたみたいに」

 ルートヴィヒはいさぎよく全裸になり、ベッドに横たわった。フランツと顔を見合わせ笑う。フランツは柔らかな手で、すっかり成人男性の物となったルートヴィヒのぺニスをしごき始めた。
/16ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ