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第2章 母の生き様

部屋に戻ると寝室に布団が
２つ敷いてあった。

母「今日は一緒の部屋に
寝るけどいい？」

私「うん」

寝室に入って気が付いた。

小さな仏壇がある。

その中には２つの位牌があった。

それを見た瞬間、沢木が本当に
この世から去ってしまった事を
実感した。

それと同時に俺の兄弟も･･･。

私「母さん、弟だったの？
妹だったの？」

母「女の子･･･。」

悲しそうな表情の母。

訊かなけりゃ良かったかも。