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禁断背徳の鎖外伝ー多忙者達のXmas
第2章 クリスマスイブの噂-セフレの噂とイタい現実



「・・・・・」
「・・・・・」


済んでからは、ただベッドで寄り添い、またシャンパンを飲んでいるだけ‥
リュカは俺の胸にもたれ掛かり、俺はリュカの肩を軽く抱く。



「・・・
色々あったけど、良いクリスマスイブになったわ、一番は朔夜とこうしている事かしら?」


「俺も今日は色々あった‥
やっぱり一番はリュカと再会出来た事だな、まだ暫くコンサートがあるんだろう?」


「ええ‥‥
だけど正月明けくらいまで、この街近辺が多いの、それからは東京で数回やって終わり‥
年末年始は函館の店はやれないもの、良いコンサート期間なのよ」


「・・・
だったら‥‥だったら暫くこのマンションを使うか?
ホテル点在じゃ疲れるだろう、俺の方は一向に構わん‥
まあ、俺は毎日此処に来れるとは限らんが、年末年始くらい休みはある」


「そういえば持ち家があるって言っていた
でも良いの?この場所は寛ぎの場所だって‥」


「だからだ、帰って来て美人の女性の出迎えは嬉しいんだが‥
毎日来れないのが痛い、向こうの家には前会長時代に執事をしていたのが定期的来るんでな、おちおち開けてもいられない」


「あら、ちゃんとお目付役が居るのね」


「お目付‥‥なんだよなぁ‥‥
何時まで経っても子供扱いしやがって全く‥‥」


過去の自分の行動を考えると文句も言えないが、そろそろ解放して欲しいとも思う。



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