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奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~ 改訂版
第1章 オークションとご主人様
さっき見たメイドの真似をして、お辞儀をしてから部屋を出る。来た道筋は覚えているから、急いで個室へ戻ってシャワーを浴びた。
こんな生活が、どれくらい続くのだろう。それを考えると、さっきの時間だけでも途方もなく長く感じた。
個室には、生活用品が全て揃っていた。洗面所にあったドライヤーで髪を乾かしてから、またメイド服を着てベッドに俯せる。
ご主人様の部屋で犯されるのかと思っていたが、触れられたのは、拭く為に掴んだ手だけ。
覗き見的な趣向の持ち主なのかもしれない。恥ずかしいが、見られるだけならまだ我慢出来る。そう思うようにすると、少しだけ安心出来た。
ここが5号室ということは、他に4人メイドがいるのだろう。さっき1人は会ったが、ご主人様に忠実な様子だった。そうしていれば、酷い事をされずに済むのかもしれない。
オークション前からずっと精神的に疲れていたが、あまりの環境の変化に、そのまま時間を過ごした。