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奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~ 改訂版
第1章 オークションとご主人様
「可愛いお尻だね。形も良くて。その奥も、毛が少ないね」
恥ずかしくて堪らないが、少し足を開いていないとバランスが取れない。
「処女だもんね。まだ、気持ち悦さを知らないんだ……」
屈辱的な言葉が続くが、仕事を続けるしかなかった。
私を買った半分の1億5千万円は、家族に渡されると言っていた。家は手放すだろうが、1億5千万円があれば質素でも家族は生活出来るだろう。それを励みに仕事を続けた。
脚立を移動させながら、広い部屋にハタキをかけていく。そのうちに残ったのはベッドの頭の方だけ。溜息をついてから、脚立を置いて上に載った。
「いい眺めだ。丸見えだよ? まだ、男に触れられてない場所もね」
恥ずかしさから、顔が火照る。
このままずっと、言いなりになるしかないのだろうか。そう思っても、今の私にはどうすることも出来ない。
「ふうん。美桜は処女なのに、言葉責めが好きみたいだね」
私は、そんなことない! という言葉を飲み込んだ。
「少し、濡れてきてるよ。美桜の、オ、マ、ン、コ」
ご主人様は楽しそうに笑っている。
「もういいよ。ベッドの横に来て。どうせ、埃なんて無いんだから」
「え……」
恐怖を感じながらも、私はハタキを置いてベッドの横に立った。
「膝で立って? 脚を広げて……」
今度は何をさせるつもりなのか。私には分からないが、言われた通りにするしかない。
「自分で、触ってごらん。アソコを」
「い、嫌、です……」
「僕の言うことが聞けないなら、オシオキをするしかないけど?」
ご主人様が起き上がり、楽しそうに言う。
「それとも、僕が触ってあげようか?」
「結構です。自分で……」
他人に触られるくらいなら、自分で触った方がまだいい。
仕方なく自分のアソコに手をやると、クチュッと音がした。自分でも信じられないが、見られていただけで恥ずかしさから濡れてしまうなんて。
でもそれは、乳首がずっと服に擦れているせいもある。心の中で、少しでもそうやって言い訳にするしかない。
「ほらね。濡れてるだろう?」
「あっ」
ご主人様にその手を取られて、枕元にあったティッシュで丁寧に拭かれた。
「今は、これくらいにしておこうか。初日だし。個室に戻っていいよ。ゆっくり休んで?」
「はい……」