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奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~ 改訂版
第19章 決別
「ヤぁっ、怖っ、いっ、あぁんっ」
今まで感じた事の無い感覚に、大きく首を振る。それでも、ご主人様の腰に腕を回した。
「美桜? 気持ち悦いの?」
「あっ、ヤっ、あっ、はぁっ」
体中が熱い。今まで感じた事の無い熱さ。
指先まで熱くて、縋るようにご主人様の背中に爪を立てる。
「はあっ、んっ、あっ、あんっ」
ご主人様に激しくグラインドされていると、アソコの奥にも小さな熱が生まれて来た。
男性器に擦られる中全体が、熱くなってくる。自分でも腰を動かしていた事に、気付いていなかった。
「んんっ、ヤぁっ! ヘ、ンっ、あんっ」
どこかへ落ちてしまいそうな感覚。今はそれを恐怖としか感じられない。体中が熱くて、アソコにもどんどん熱が集まって来る中、グチュグチュという音が聞こえる。
「あぁんっ、ヤっ、イヤぁっ、あんっ」
何が起きているのか、考えられなくなっていた。
「イ、ヤっ、はぁっ、ヤっ、あぁんっ! はぁ……」
衝撃の後全てが真っ白になり、体の力が抜ける。もう腰に回していられなくなった腕が、シーツへ落ちた。全身が痺れていて、頭は朦朧としている。
体のどこにも、力が入らない。
「んっ……」
「美桜、僕も、イくよっ……」
私の腰を持って何度も激しくグラインドすると、深い位置で止まったご主人様が溜息を漏らす。
「美桜っ……」
ゆっくりと男性器を抜いたご主人様が、アソコを拭いてくれているのは分かった。
「見て、美桜……。処女だった証」
ご主人様が、私の目の前にアソコを拭いたティッシュを持ってくる。それには、真っ赤な血がついていた。
まだ虚ろな目で、鮮血を見つめる。
ここに来てから色々なことをさせられて、何度もイったりしたが、私はちゃんと処女だった。
ご主人様にも証明出来たようで、嬉しいと感じる。
「捨てるよ?」
それを丸めてゴミ箱に入れると、ご主人様が添い寝して抱きしめてきた。
「解る? 美桜はイったんだよ? クリトリスだけでイクのと、中でイくのと、違うだろう?」
頷いて見せたが、私はまだはっきりとは理解出来ない状態。精神的な緊張が大きかったせいで、そのまま眠気に襲われてしまう。