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奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~ 改訂版
第20章 目覚め
「んっ……」
目が覚めたのは、乳首に刺激を感じたせい。
大きな窓からは、陽光が差し込んでいた。
乳首をしゃぶっているのは、ご主人様。
バスローブの前を開かられていて、両方の乳房を出されている。
普段なら開かれるだけで気付くが、今は昨夜のセックスや出来事のせいで眠りが深かった。
「あっ、はぁっ」
無防備だった体が、すぐ快感に包まれていく。
だが私はもう処女ではない。他のメイド達に比べたらまだ上手いとは言えなくても、取り敢えず部屋の中だけならご主人様を受け入れることが出来る。
「んんっ、あっ」
右の乳首を口に含まれ、中で舌が動く。
以前より悦い気がする。
多分それは、私の気持ちが吹っ切れたせい。
もう何も恥ずかしいことはない。ご主人様は、全てを委ねた相手。
「はあっ、あぁっ」
ご主人様に、早くご奉仕出来るようになりたい。その思いが、やっと本当に近付いたような気がしてきた。
大広間や廊下では、まだ恥ずかしいと思ってしまう。だがこれからもまた、ご主人様が上手く導いてくれるはず。
処女を捧げたいと思えるようになったのも、ご主人様のお蔭。
私は、ご主人様の言うことを聞いていればいい。そうしていれば、必ず立派な奴隷メイドになれる。
「んんっ、はぁっ」
私の息が乱れてくると、ご主人様はゆっくりと離れた。
「美桜、脱いで……」
そう言われ、膝で立ってバスローブの紐を解く。
バスローブの下は、勿論全裸。
落ちたバスローブを、ご主人様が自分の物と一緒にベッドの足下に投げた。
「美桜、しゃぶってくれる?」
頷いてから四つん這いになり、男性器に口を近付ける。
ゆっくりと口に含み、私なりに舌を使った。
挿入されるのは慣れたと言ってもいいが、まだ男性器をどうしゃぶればいいのかよく分からない。
「美桜、気持ちいいよ……」
口の中で段々と大きくなるご主人様の男性器。それを、嬉しいと思った。
これが昨夜は、私の中に入っていたもの。中を擦られるうちに、私は気持ち悦くなっていた。
クリトリスや乳首への刺激も手伝っていたのは確か。だが、確実に中で熱は生まれていた。